添乗員のお仕事はパッケージツアーなどに同行し、旅程管理はもちろん、お客様にとって素晴らしいご旅行の思い出になるよう、様々なお手伝いや演出もします。
実際に1日の流れはどのようなものなのか、国内日帰りツアーで添乗員の1日をご紹介いたします。
指定された時間と場所にスタンバイします。バスの乗務員さんと打合せ、お客様の受付やご案内・誘導を行います。
全員がバスに乗車したら、さあ出発です。
まずは朝のご挨拶。マイクを持って自己紹介、行程案内、注意事項のご案内をします。
旅の見どころや様々な話題を話しながら、場の雰囲気を盛り上げていきます。
高速道路のパーキングエリアなどで休憩をとります。
パーキングエリア内では車の通行も多いので、お客様に注意を促したり、誘導したりします。
旗を目立つよう高く掲げ、お客様を誘導します。
歩く速度や段差、迷子にならないように、安全確認をしながらご案内します。
入場料の支払い、チケットのお渡しなども添乗員の仕事の1つです。
観光後、全員揃ったことを確認して出発します。
スムーズに食事がとれるよう、予め昼食場所へ到着時間を連絡します。
到着後、スタッフにテーブルを確認し、お客様を誘導します。
食事の案内、トイレなど様々な案内をします。
全ての作業終了後、添乗員も食事をとります。
食事後、全員揃ったことを確認して出発します。
観光地によっては、バスの車内で事前に資料の配布など行い、その観光地の魅力についてご案内します。
観光中は、率先して写真を撮ったりして、旅の思い出をつくるお手伝いもします。
車窓から見える山々を案内したり、旅の豆知識を話したり、お客様がお休みのようだったらそっとしておいたり、その場の雰囲気で対応します。
そろそろ到着です。
旅の思い出を交えながら、ご参加のお礼と最後のご挨拶をします。
バスが到着したら、お客様へ「ありがとうございました」とお声がけします。お客様から「ありがとう」と労いのお言葉をいただくこともあります。
お客様が全員降車したら、バス車内の忘れ物を確認し、乗務員さんにお礼を言いバスを降ります。