英文事務（英語事務）の業務内容
英文事務（英語事務）とは、英語を使った事務業務を広く差す言葉です。
その仕事内容も多岐に渡り、アシスタント的な業務から専門性が高い業務まで、幅広い求人があります。
契約書、企画書、プレゼン資料、会議議事録、報告書などの英文作成、翻訳、校正、管理を行います。
仕様書（英語）を元に間違いを探し、英文が正確・明確で国際的に通用するかを確認します。
また、検証結果のレポーティング業務やお客様とのやり取りもあります。
・海外の取引先企業の担当者と、英語での電話や英文でのメールをやり取りします。
・外国人のお客様からの、電話やメールでの問い合わせに対応します。
外国人のお客様の来客応対、会議室への案内、茶菓の準備などを行います。
航空券やホテルの予約、査証（ビザ）の手配など、海外出張に関する各種手配を行います。
旅行会社との間で、旅行先のホテル、バス会社、ガイドとの橋渡し役を担います。
逐次通訳、同時通訳、ウィスパリング通訳、文化・習慣の橋渡し、商談記録作成、アテンド業務など、ビジネスが円滑に進むよう多角的にサポートする役割を担います。
英文事務に必要なスキルや資格、経験
英文事務に求められるスキルや資格、経験を、分かりやすくまとめました。
・TOEIC L&R：一般的に600点以上が目安とされますが、より高いスコア（700点以上）があれば、英語力の高さをアピールできます。
・英検：準1級または1級を持っていると、総合的な英語力が評価されます。
・海外留学やワーキングホリデーの経験がある場合、異文化理解やコミュニケーション能力の面で評価されることがあります。
・英語力と事務処理能力の組み合わせがあればベストです。業務内容によって、求められる事務処理能力のレベルが異なります。
・一般事務や営業事務など、何らかの事務経験があれば、業務の流れが理解しやすく有利です。
英文事務の時給
当社がご案内する英文事務の時給です。勤務先や業務内容により異なります。
英文事務の主な勤務先（派遣先）
当社がご案内する英文事務の主な勤務先です。幅広い業界を取り扱っています。
ソフトウェア会社、IT企業、貸し会議室運営会社、インバウンド取扱会社、旅行会社、ホテル、旅館、観光施設、運輸会社など
英文事務で身に付くスキルとキャリア
英文事務の仕事で経験を積むことにより、様々なビジネススキルが身に付きます。
その英語力と事務処理能力を活かし、様々な専門分野のキャリアパスを開くことができる魅力的な職種です。
日常的に英語を使用し、海外とのメールや電話、書類作成など、実践的な英語に触れる機会が多くあります。
TOEICのスコアは高くても、実際に英語を使う機会は少ないという方もいらっしゃるでしょう。
英文事務はまさに「生きた英語」を使い、さらに磨きをかけることができる環境です。
多様な文化やバックグラウンドを持つ人々と交流できます。
異文化理解を深め、グローバルな視点を養うことができるため、ご自身の視野を大きく広げることができます。
英文事務で経験を積み、培ったビジネススキルや調整能力は、秘書、広報、営業アシスタントなど、他の職種でも大いに役立ちます。
英語力に加えて事務処理能力やビジネススキルを兼ね備えた英文事務は、企業にとって非常に価値が高く、常に高い需要があります。
一般的な事務職と比較して年収が高くなる傾向にあり、安定したキャリアを築きやすいです。
職種や企業にもよりますが、一般的な営業職や企画職と比較すると残業が少なく、ワークライフバランスが取りやすい傾向にあるのも魅力の一つです。
プライベートの時間を確保しながら、やりがいのある仕事に取り組みたい方にとっては理想的な環境と言えます。
英文事務の求人情報（東京・名古屋・大阪）
旅行会社の求人を中心に旅行事務の求人情報をお届けします。
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英文事務で働くメリット、嬉しいこと
英文事務として働くメリットや嬉しいことについて、在職者の意見を元にまとめました。
毎日英語を使う環境に身を置くことで、これまで身につけた英語力を衰えさせることなく、ご自身のレベルを向上させることができます。
海外の企業や外国籍のスタッフとのやり取りが増えるため、異文化やビジネス習慣に触れることができます。また、国際的な視野が広がり、多様な価値観を理解する機会に恵まれます。
将来的に通訳、翻訳、国際営業、海外事業企画など、より専門的な職種へのキャリアアップや、外資系企業への転職など、キャリアの選択肢が広がります。
英語力でビジネスの円滑な進行に貢献できるため、ご自身のスキルが直接的に役立っているという達成感や貢献実感を強く感じることができます。
担当する業界特有の専門用語やビジネス慣習に精通できます。これにより、より高度な業務を任されたり、専門性の高い翻訳や通訳のサポートを求められたりする機会が増え、ご自身の市場価値が高まります。
専門性と経験を積み重ねることで、需要の高いスキルを持った人材として、長期的な視野で安定したキャリアを形成しやすくなります。
英文事務で働くデメリット、大変なこと
英文事務として働くデメリットや大変なことについて、在職者の意見を元にまとめました。
ひとことに「英語」といっても、地域による違い（訛りや、文化や習慣の違い）があり、英語力だけではカバーしきれない難しさがあります。しかし、これは逆に多文化を知り、学ぶ機会でもあります。
担当する業界によっては、専門的な英単語や表現が多く登場します。これらの知識を増やし、正確に理解し、適切に使いこなすためには、地道に覚え、習得していくことが必要になります。
英語も常に進化しています。特にビジネス英語においては、新しい表現やスラングが生まれたり、国際的なコミュニケーションのスタイルが変化したりしています。
より円滑にコミュニケーションを図るには、ご自身の英語力を継続的に高めていく努力が不可欠です。
キャリアカウンセラーより
英文事務は、英語力と事務処理能力を活かして、様々な専門分野でのキャリアパスが開ける職種です。
『専門性が高いのでは？』と思われがちですが、実際は、簡単な仕事内容から取り組める求人もあります。
英語が好きな方、ご自身のスキルアップに意欲的な方にとって、とても魅力的な職種といえます。
ご自身の強みや興味を活かし、計画的にスキルアップを叶え、ご自身の成長を実感できる環境があります。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
